3章 特許分類の解説

FI

FIは、IPCの展開をそのまま使用すると多量の特許文献が集中するため効率的に検索ができない技術分野において、IPCを更に展開した索引であり、展開記号及び/又は分冊識別記号をIPCに付加する形で構成されています。 従って、FIはIPCの利用を円滑にする手段として国内でのみ使用されるもので、国際的に使用される性格のものではありません。

IPCの版を意識せず、全期間に共通する分類として利用可能です。

FIは、IPCの完全記号(サブグループまでの記号)+(3桁の数字及び/又は1桁のアルファベット)で表されます。

【FIの表記形式】

IPC記号

11 / 10

セクション

クラス

サブクラス

メイングループ

サブグループ

IPC記号+分冊識別記号

11 / 10

セクション

クラス

サブクラス

メイングループ

サブグループ

分冊識別記号

IPC記号+展開記号

11 20 / 12 103

セクション

クラス

サブクラス

メイングループ

サブグループ

展開記号

IPC記号+展開記号+分冊識別記号

11 20 / 18 540

セクション

クラス

サブクラス

メイングループ

サブグループ

展開記号

分冊識別記号